GIGAスクール タブレット端末導入完了 新しい学習ツールを有効に使おう

 文部科学省のGIGAスクール構想では、1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、子どもたちの創造性を育む学びを実現しようというものです。
 南丹市では、小、中学校すべての児童、生徒、教職員分、およそ2500台のタブレット端末が、1月末から2月末にかけて導入されました。また、GIGAスクールサポーター、ICT支援員が、各学校を順に回り、研修や授業支援を始めています。
 心待ちにしていた児童らは、1台のタブレットを在学中大切に使用し続けるため、自分の名前を丁寧に書き、使用の決まりや使い方を学びました。

令和2年度文部科学大臣優秀教職員表彰 優れた成果を上げた教職員を表彰

 3月4日、令和2年度文部科学大臣優秀教職員表彰の伝達表彰が市役所で行われました。この表彰は学校教育における教育実践等に顕著な成果を上げた教員に授与するもので平成18年度から実施されています。
 この度、京都府からは10人が表彰され、南丹市では、園部第二小学校の日下部明子教諭が受賞しました。日下部教諭は、授業実践力に優れ、言語活動を重視した深い学びを生み出す授業を行い、学力の向上を図っている事。食に関する事業で研究主任として中心的な役割を担い、望ましい食習慣を目指す児童の育成を図っている事等の功績から受賞にしました。日下部教諭は「大変光栄に思っている。関わっていただいた教師のみなさんや児童のおかげだと思っている。これからも子供たちと楽しい授業を作っていきたい」と受賞の喜びを語りました。

園部ライオンズクラブ 発電機を南丹市へ寄贈 災害時のスマホ充電などに役立てて

 3月4日、園部ライオンズクラブから南丹市へ、小型発電機が寄贈されました。
 東日本大震災から10年となり、災害時の市民生活に役立てて欲しいと、園部ライオンズクラブ会長の人見勘一さんらが市長室に訪れ、小型発電機を寄贈しました。
 発電機は、市販のカセットボンベで電気をつくることができ、長期の保管や管理がしやすいものです。人見会長は、「東北と交流を続けてきた中で、災害時には、携帯電話やスマートフォンを充電できなくて困ったという話を聞いていた。いざというときに活用して欲しい」と話しました。
 西村市長から「コロナ禍の大変な中において寄贈いただいたことに厚く感謝します。災害時には通信系の防災拠点などに配置するなど活用したい。」と感謝の言葉がありました。